コラム
3月1日 日曜日、ponoponoで保護者向けのサロンを開催しました。内容は当事業所の作業療法士による「療育における作業療法とは」の勉強会です。今回は、ponoponoで行っている個別作業療法について、自分自身を大切にするための感覚を育む大切さを中心にお話ししました。
私たちの体には、視覚・聴覚・触覚だけでなく、筋肉や関節の動きを感じる感覚や、重力や回転を感じるバランス感覚など、さまざまな感覚があります。これらの感覚は「脳にとっての“栄養」とも言われ、しっかり取り込むことで脳の中で情報を整理する力や感情をコントロールする力などが育っていきます。
感覚を育むということは、積み木を積み上げるように土台から育っていくものです。そのため、体を大きく動かす粗大運動と、手先を使う微細運動のどちらも大切にしています。
ponoponoでは、お子さんの得手不得手を感じ取りながら必要な運動や感覚の取り入れ方を提供しています。また、ただ楽しく運動するだけでなく、ヴィゴツキーの「最近接領域」の考え方をもとに、適切なサポートをすれば達成できる課題をスモールステップで設定しています。「ただただ遊ばせる」だけではなく、「目的をもった遊び」をponoponoでは大切にしています。「3周周ったら戻るよ」「何秒でできるかな?」など、それぞれの課題を設定して行います。
「少し頑張ればできる」経験を重ねることで、子どもたちの「できた!」という成功体験や自信につながっていきます。
勉強会の最後には、普段療育で使用している感覚マットや平均台、バランスボールなどを保護者の皆さまにも体験していただきました。
保護者の方からは
「遊具一つひとつにも意味があることが分かった」「子どもと一緒に楽しみながら遊びたい」
といった感想もいただきました。
ponoponoでは、遊びや体験を通して、子どもたちの「やってみたい」「できた!」という気持ちを大切にした療育を行っています。
